
今日、若い人と話しているとこんなことを言っていました。

ん~仕事ができないと感じているのですね。
ミスばかりしていると心も磨り減ってくるので確かに辛いものがあります。
そんな時はどうしたらいいでしょうか。一緒に考えてみましょう。
Contents
仕事が辛い原因と対処法。不器用でミスばかりな時はどうすればいい?
仕事が辛い原因

という人に頻繁に共通している性格的傾向があります。
その傾向とは「せっかちであること」です。
一般的にせっかちな人というとエネルギッシュに動いている人、というイメージですが必ずしも表面上にその傾向が現れるとは限りません。むしろゆったりゆっくりしている人のなかにもせっかちな人がいます。
特にゆったりゆっくりしている人がせっかちな性格を持っていた場合、現実世界の仕事のスピードと自分自身のスピードが合わないので頻繁にミスにつながります。
そのミスの原因は現実世界のスピードについていけないことであり
・先輩など指示する人の話
・職場の共通認識の不理解
・周りの人の感情に配慮しない
などが原因で歯車が噛み合わず、成果の意識も合わないのでミスに繋がるというわけです。
例えば蕎麦屋のお店の店員で例えれば


(30分経過)


(10分経過)




というような働き方をしている可能性があります。
仕事が辛い時の対処法

とは定番の対処法ですね。でもメモはあくまでツールなので活用できなければ意味がありません。
ではメモを活用するにはどうすればいいか。
一番大きな要素は

です。
さきほどの蕎麦屋の例でいえば
・かけそばって普通何分くらいで出てくるとお客さんは思っているか?(だいたい10~20分くらいでしょう)
・お客さんはお昼休みだとしたら時間的余裕はおそらく40~50分程度だろう。
・蕎麦を出すのが遅れたらお客さんにどんな不都合があるだろうか。
などなどを意識するということです。
これができない人がたまにいるんですよね。
どうも自分と外の世界が断絶されていて自分の世界だけで思考を展開する人というのが世の中にはいます。

自分の世界と外の世界が思考的に断絶されていると、どんな指導もどんなメモもどんな状況も意味を成しません。
結果、先輩や上司の言っている意味がわからず指示を理解することができません。
仕事のミスを減らす対処法としては意識を高めることです。意識高い系になれ、とまではいいませんが
・帰宅してからも今日言われたことを整理する
・整理するには図に書いてフローを明確にする
・整理したら先輩や上司に確認してもらう
などの手順を踏むことで自分と外界との意識の差が徐々に埋まっていくことになります。
不器用でミスばかり

という人はやはり外界の状況に意識が追いついていない場合が多いです。
それまでの前提条件を理解していないと話についていけなくなります。それまでの経緯や前提条件の理解は仕事をしていくうえでの最低限の条件になります。
さきほどの例で上げた蕎麦屋の注文取りであれば
・お客様から受けた注文は伝票に記載して厨房に通すのは当たり前です。
・サラリーマン風のお客様であれば昼休みが終わるまでに昼食をすませたいと思っているのは当たり前です。
・注文が通らなければお客様は怒って帰ってしまうのも当たりまえです。
となります。
また不器用でミスばかりしてしまう、と悩む方にも当てはまる傾向があります。
・自分の世界と外の世界が脳内で断絶している
・せっかちで何かうまくいかないことがあると強引になんとかしようとする(ケーブルを無理にひっぱったり)
・急かされるととにかく焦る
なので基本的には内向的でせっかちな性格の人が

と悩む傾向にあります。
対処法としては
・出社時の挨拶はこちらから大きな声で行う
・先輩や同僚とよく会話をする
・その日に受けた指示や業務内容はその日のうちに整理する
を挙げることができます。
仕事が辛い時はどうすればいい?
考えられる対処法をすべて行っても仕事が辛い時。

ですがいくら頑張ってもうまくいかないときはいかないものです。
・上司からのパワハラ、セクハラ
・仕事量がこなしきれないほど多い
・対人面でひっきりなしにかかるストレス
そんな時には思い切って休んでみるのもひとつの手です。

またお休みをもらって休むのはやはり難しいと感じる場合は睡眠の質を上げたりする対策も有効ですね。
さらにメンタル面が心配なかたで心療内科になかなか行けないという場合はスマホからできるカウンセリングサービスというのもありますので活用してみるのもありかもしれません。
仕事が忙しい時期には心療内科にも行けない
忙しいあなたにはオンラインカウンセリングという選択肢があります
仕事が辛い原因と対処法。不器用でミスばかりな時はどうすればいい?~結論~
いかがでしたでしょうか。
仕事で不器用でミスばかりしてしまうと悩んでしまう人のなかには、実は頭のいい人もいれば手先が器用な人もたくさんいらっしゃいます。
それでも

などという曖昧な悩みに囚われてしまうのは自分の強みを活かしきれていないからです。

それでも疲れてしまって動けなくなってしまったときは思い切って休んでしまいましょう。長い人生、精神や身体を壊してしまうのが一番のリスクです。
本記事が少しでもあなたのお役に立てたならばこれほど嬉しいことはありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。